方向づけと方法 |
住まいづくりは方向づけと方法が大切 | ||||
家は、建てたら終りではありません。 人生という長いスパンで、家族がともに暮らすステージです。 住まいづくりは大局的な観点から、何のために建てるのかを考えて、プランづくりをしていかないと、途中でブレたり、迷走したりします。 つまり、住まいづくりには、「方向づけ」と「方法」が大切なのです。 住まいづくりは何のため? という目的を達成するまでの方向づけをし、 それに沿って行動しているかどうかをチェックします |
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あなたの住まいづくりの目的は? ・のびのびと子育てができること ・家族全員が健康であること、 ・心が通い合う幸せな家庭を築くこと など「幸せな住まい生活」を手に入れることですね。 |
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住まいづくりのための方法は ・無理のない住宅ローンを組むこと ・地元を知り抜いている信頼できる工務店を選ぶこと ・腕のいい棟梁と大工で家を建ててもらうこと ・信頼できる好きな住宅メーカー(予算が合う)を選ぶことなどの具体的なことがらです。 このように「方向づけ」と「方法」は車の両輪の関係になっていて、どちらが欠けても前に進めません。 |
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情報を集めるために、モデルハウスを見に行き、すっかり気に入ってしまい、営業マンの訪問攻勢を受けて、 つい契約してしまったというのでは、後悔することにもなりかねません。 |
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また、住宅ローンも、金利が低いからといって、営業マンに勧められるままに組んでしまい、さらにボーナス払いも併用したとしたら、どうでしょう? 今は変動金利でもあまり上昇してないのが現状ですが 将来、金利が上昇したら住宅ローンの返済だけで精一杯というのならまだいいですが、返済できずに家に住めなくなることにもなりかねません。 「幸せな住まい生活」を送るという目的から、かけ離れてしまいます。 |
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また、よくある間違いとして、設備や空間の問題があります。 設備にお金をかけるとなると、キリがありません。 このグレードの設備は、目的からみて本当に必要なのかどうか? という判断も、「方向づけ」と「方法」がしっかりしていれば、的確にできます。 そして、プランづくりもスムーズに進みます。 はじめから、すべてを揃えるのが無理ならば、配管、配線だけしておいて、後から設置してもいいのです。 |
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空間も、用途を決めて、細かく仕切ってしまうと、かえって将来の 使い勝手が悪くなることがあります。 家族構成の変化や年齢の変化にも対応できる空間を計画していくことも大切です。 このように、「方向づけ」と「方法」の2つの面から住まいづくりを進めれば、あなたは、きっと「幸せな住まい生活」を手に入れることができるでしょう。 |