ふじおか不動産株式会社

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不動産・住宅の実務に携わる方、不動産・住宅購入を考えてる方・不動産・住宅を売りたい方へ
不動産、住宅、税制、法規制等、わかりやすく解説しております。
自社の商品やサービスの魅力を伝えるために欠かせない「営業資料」。
その作成スキルは、営業に携わるビジネスマンにとって基本を抑えておきたいものですが、
なかなか習う機会も少なく、先輩や上司の営業資料や提案資料を見よう見真似で作っている方が多いのではないでしょうか?。
そんな方へ営業資料としても活用できるよう、作った辞典です。
オフグリッド
オフグリッドとは
 オフグリッドとは、電力会社に送電網(グリッド)に繋がっていない状態、あるいは電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態を指します。
グリッドとは送電系統(電線を伝って電力会社から家などに送られる電力網)を指し、その送電系統と繋がっていない(オフ)状態です。
太陽光などの自然エネルギーを主電源とし電気の自給自足を可能にするため、どんな場所でも電源を確保できます。
現在では、普段は送電系統に繋いで系統電力と自家発電の共存をしつつ、緊急時にはオフグリッドの状態で電気の自給自足ができるシステムが普及し始めています。
メリット
電気料金ゼロが目指せる
オフグリッドシステムは自然エネルギー電力に変えて使用するため、電力会社の電力に頼ることなく電力使用料金をゼロにすることも可能です。
例えばオフグリッドで使用する蓄電池の標準タイプで最大6kWhの出力、一日平均40kWhの電力を生み出します。
環境にやさしい
現在エネルギー資源が少ない日本は、石油や石炭などのエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っていますが、こうした化石燃料は使い続ければいずれなくなります。
太陽光発電は年々深刻化するエネルギー資源問題の解決策のひとつです。
また、クリーンであることも大きな特徴で、発電の際に地球温暖化の原因とされている二酸化炭素も発電時には全く排出しません。
緊急時に対応できる
蓄電池に電気を貯めておくことができるので、停電しても冷蔵庫、インターネット、PC、携帯電話が使用できます。
「非常電源」というと以前は大きい病院やオフィスビルだけが備えていましたが、東日本大震災以降、一般家庭にも急速に普及が進んでいます。
デメリット
完全なオフグリッドは天候に左右される
暮らしの全てをオフグリッドにした場合、太陽光が少ない時期には発電量が減るため、生活に必要な量の電気を作ることができない可能性があります。
梅雨など太陽光発電の効率が落ちる時期は蓄電池の残量を把握したり、節電したりする必要があります。
メンテナンスに費用がかかる
オフグリッド生活を送っていくためには、使用している機材のメンテナンス費用も必要です。
現在販売されている太陽光発電システムや蓄電池は基本的に電力会社の系統との連携をする前提で販売されており、完全オフグリッドにした場合にメーカー保証が出ない場合もあります。
そうなると設備が故障した際は実費にて修繕が必要です。
オフグリッドを目指す際には、予算やランニングコストも踏まえて検討しましょう。

オフグリッド生活を実践している人はそれらの不自由さを含めて楽しんでいることも多いです。
スマホの充電や照明など小さなことから始められるオフグリッド。
ぜひできることからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 




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