家づくりのヒント
こちらのコラムでは、様々な家づくりのヒントについて知る事ができます。
暮らしの様々な住まいの事を紹介しているので、新しい物件で生活を始める方は是非参考にしてください。
暮らしの様々な住まいの事を紹介しているので、新しい物件で生活を始める方は是非参考にしてください。
耐震・制振・免振 |
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住宅の耐震設計には「耐震」「制振(制震)」「免震」があります。 | |
「耐震」 地震の揺れで倒壊しない頑丈な構造にしようというのが「耐震」で、一戸建ての一般的な建て方です。 |
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「制振」 壁などの構造材の一部に制振装置(ダンパーなど)を使って、地震の揺れを吸収する「制振」です。 制振では揺れは建物に伝わるものの建物内で揺れを吸収するので、一般的な耐震工法に比べて揺れを抑えることができます。 免震ほど費用が掛からないので、採用しやすいという側面もあります。 |
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「免振」 「免震」は基礎の上に揺れを吸収する免震装置(積層ゴムやボールベアリングなど)を設置して、その上に建物を支える鉄骨の架台を置いて建物の土台を載せることで、建物と地面を切り離す工法です。 地震の揺れが建物に伝わる前に吸収されるので、揺れが大幅に軽減されます。 ただし、費用もかかるので一戸建てで採用される事例は少ないようです。 |
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大規模地震のリスクが高まるなか、より住宅の耐震性を高めようと「制振」を提案したり、選ばれることが多いと見てよいのかもしれないです。 | |
感震ブレーカー 大規模地震では、電化製品が落下することなどによる発火や停電が復旧した際に起こる通電火災などの「電気による火災」も多いです。 感震ブレーカーは、震度5強以上の地震を感知して分電盤の主幹ブレーカーを強制遮断するものです。 不在時やブレーカーを落とす余裕のないときでも自動的に遮断できるので、電気火災を防止する効果があります。 調査結果では42%の住宅事業者が感震ブレーカーを設置(「すべての住宅に設置」22%、「一部の住宅に設置」20%)してました。 |
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最後に 住宅設計においてはその時々の情勢によるニーズが反映されていると感じます。 その後に情勢が変わっても、日々の生活に便利だったり安全だったりするものは、引き続き採用されていく、社会情勢と住宅のプランは、密接に関係してます。 |
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