畳の空間 |
・・日本人に必要不可欠な“畳”の空間・・ | ||||
かつての日本の住まいは畳の間で構成されてましたが、30年程前から見られる文化住宅なるものから少しずつ畳の間は減少してきました。 | ||||
洋風住宅への憧れからか、LDK形式に伴いフローリングが急速に普及したからだと思います。 和室のない住宅も沢山存在しますが、実際の使い勝手に不便もあるかと思います。 実際ソファーを後ろにこたつを中心に据えている家庭も多く、椅子やソファーだけでくつろぐことが日本人にとって本当に良いのでしょうか? |
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何故日本人が“畳”を好むか?これは歴史的にみると、狩猟民族と違い自然を敵としない風土から、家の中でも靴を履くという必要性がなかったことや、湿気の高い日本では古来から的を得た材料の選択であったと思います。 | ||||
これから家を建てることを考えている方は、、下記の点を確認しながら和室またはタタミコーナーとしてにそのスペースを考えてみてはいかかでしょか。 ■くつろぎの空間がソファーなのか、横たわることでリラックスできるのか? ■乳児などのおむつ替えの場所の確保(孫なども含めて) ■来客の宿泊スペースの確保はできているか? ■将来、二世帯住宅の可能性はないか?(本人たちも含めて) ■ベッドの生活に慣れているか? ■一日の生活の中で不便はないか?(TVゲーム・トランプ・多人数の来客・趣味の空間等) ■精神的な落着きが洋室で満足できるか? |
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これまでに住まいの大きさの制約により和室を作る分LDKを大きくとらざるを得なかった住まいでは、ほとんどが来客の少なさを理由に挙げてます。 日本ではかつては来客スペースを中心に住まいを考えてきて、文化住宅では応接間に変化し、いつしかその来客スペースを無くしてしまいました。 その必要性のないライフスタイルが社会問題を引き起こしている一つではないでしょうか。 今でも農家の住宅では、たくさんの来客があり、土間で接客したり住まいの中心である畳の間で子供たちが成長してます。 たくさんの話題を幼い頃から耳にし、子供の成長を家族だけでなく地域の社会と密接に関わりあうのが住まいの本来の姿なのでもあります。 洋風住宅はこれからも更に増えていくでしょうが、和室や畳の空間の必要性を建てる前に考えていくことも必要です。 |
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伝統的な和室とはひと味違うのが畳コーナー。 リビングやファミリールームなどの一角に設けたり、寝室に隣接させたり。ひと続きの空間ながら、畳ならでではのくつろぎを楽しめる点がいいと思います。 家を建てる前に畳コーナーを取り入れようとした考えは 1.子どもとの遊び場になる。 2.ごろんと横になる。 3.客間にも使える。 4.やっぱり日本人は畳 5.空間に変化が付いた! 日本人である私たちはどこかで昔からの親しみのある畳を求めているのかも知れませんね。 |
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そして、建てた後実際に使用している使い道は、 1.昼寝。 2.子どもたちの勉強、遊び場所。 3.家事(ミシンかけ)の場所として 4.書斎の代りとして こうやってまとめてみると、お昼寝したり、子どもの遊び場なったり、洗濯物をたたんだり、アイロンを掛けたり。 日常生活で多種多様に、しかも気楽に使えるのが畳コーナーの魅力なんだと思います。 |
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新築の一戸建てを検討されている方はもちろん 中古住宅やすでに購入されている方も畳ユニットを使用して簡単な畳コーナーを作る事ができますので、業者さんに相談するのも一つと思います。 |
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