2023年はどんな年

2023年の干支はウサギであり、六十干支では「癸卯(みずのとう)」にあたる年です。

干支は、十干(じっかん)と十二支の組み合わせでできています。十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類あり、太陽を象徴とした生命の循環を表しています。

十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類あり、月を象徴とした生命の循環を表していて、干支はこの2つを組み合わせて60種類あり、60年をかけて一巡します。

うさぎ年は飛躍の年?

卯年は、芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だといわれています。

また、うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になります。さらに、たくさんの子を産むことから豊穣、子孫繁栄のシンボルになっています。

兎にまつわることわざ

・二兎を追うものは一兎をも得ず

  同時に二つの事を得ようとすると、どちらも成し遂げられなくなってしまうこと。

・兎死すれば狐之を悲しむ

  同類の不幸をその縁者が悲しむことのたとえ。同類の死は自分にも同じ運命が近づ くしるしだということ。

・兎の昼寝

  亀を馬鹿にして昼寝をしたため、競争に負けた童話から、油断をして思わぬ失敗を招くこと。また、昼寝ばかりしている人のこと。

・脱兎(だっと)の如く

  兎が駆けるようにとても速くて捕まえられないこと。

・兎の登り坂

  兎は前足が短くて坂を登るのが巧みであることから、地の利を得て得意の力を発揮すること。

・兎の耳

  人の知らない事件や噂などをよく聞き出してくること。地獄耳。

・兎の糞

  長続きしないこと。物事が切れてしまい、思うようにはかどらないこと。

近年の卯年で起こった出来事

1963  大阪に日本初の横断歩道橋完成。三井三池三川炭鉱炭塵爆発事故。初の原子力発電成功。

1975  山陽新幹線・岡山駅 – 博多駅間開業。第二次ベビーブーム。東映京都撮影所内に東映太秦映画村が開村。

1987  地価の異常高騰。財テクブーム。利根川進博士、ノーベル医学・生理学賞受賞。銀座で1坪1億円を突破。

1999  東海村核燃料加工会社で国内初の臨界事故。住友・さくら銀合併、第一勧銀など3行統合と金融再編大展開。しまなみ海道(本州四国連絡道路 尾道・今治ルート)も開通。欧州に新通貨ユーロ誕生。

2011  東日本大震災、原発事故で甚大被害、なでしこジャパン、サッカーW杯優勝。歴史的円高、一時1ドル=75円32銭。

卯年生まれの有名人

永野芽郁   1999年生まれ

長澤まさみ 1987年生まれ

米倉涼子  1975年生まれ

松重豊   1963年生まれ

小林薫    1951年生まれ

今年は果たしてピョンピョン跳ねるうさぎにあやかり、「飛躍の年」になるのでしょうか?

飛躍の年になるように一歩一歩確実に、凡事徹底を心掛け、原理原則を守り1年を送りたいと思います。

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