売土地の大坂の草刈りをしました。
この土地は旗竿地です。
旗竿敷地とは、道路(公道)に接する出入口部分が細い通路上の敷地になっており、その奥に家の敷地がある形状の土地のこと。竿のついた旗のような形状をしていることから「旗竿敷地(旗竿地)」と呼ばれています。
旗竿地と言うことで敬遠されがちですがいい点もあります。
固定資産税が安い
旗竿地は整形地に比べて固定資産税が安くなります。
不整形地となる旗竿地は整形地に比べると資産価値が下がります。資産価値が下がるということはその分固定資産税も下がるということです。
人気エリアだが旗竿地でも整形地でも資産価値も固定資産税も上がるので、あえて旗竿地を選ぶ方もいます。
プライバシーを守りやすい
旗竿地は道路より離れた位置に家を建てるので、プライバシーを守りやすいです。
道路に面している土地だと道路のすぐ目の前に家が建つことになるので、 道路から窓を通して家の中が見えやすくなってしまったり、洗濯物が丸見えになってしまう場合も。
その点旗竿地なら間口で距離を取り道路から少し離れたところに家を建てるので、家の中が見えづらくなります。間口が長く、道路から距離があれば道を歩く人の声なども聞こえづらく静かな環境となりやすいでしょう。


駐車スペースで家の面積が減らない
もし、間口が駐車スペースとして使えるのなら建てる家の面積が狭くなりません。
整形地に駐車スペースを作り家を建てる場合正方形の土地に駐車スペースを作るので、1階の部屋のスペースを1つ潰して駐車場にしたり建てる家をL字型にするなどして、 場所を確保しなくてはなりません。
しかし、間口が駐車スペースとして使える旗竿地なら、家を立てないスペースに駐車場を作ればよいので家は家を使える面積いっぱいに建てることができます。
騒音等が少ない
旗竿地は、竿(通路)の分だけ前面道路から離れており、騒音が少ないこともメリットです。静かで落ち着いた環境を求める買主にとっては、プラス材料になるでしょう。
家の目の前に道路がないため子どもの飛び出しを防止できる
旗竿地は、家の目の前に道路がないため、飛び出しによる事故に遭うリスクを抑えられます。
飛び出し事故の割合は幼児から小学高学年にかけて高くなるので、旗竿地は小さな子どもがいる家庭に適しているといえるでしょう。

